地球上から肉眼で見える最も遠い天体アンドロメダ銀河ーー
Credit: NASA, ESA, J. DePasquale and E. Wheatley (STScI) and Z. Levay
上の画像は約250万光年先にあるアンドロメダ銀河(M31)のハロー(銀河の辺境)が
どれくらいの範囲に広がっているのかを描いた想像図です。
星空を背景に紫色で示されているのがアンドロメダ銀河のハローの広がりで、
地球から見たその幅は北斗七星の長さの3倍にも達するといいます。
現在、アンドロメダ銀河と 天の川銀河は接近し続けていて、
今からおよそ40億年後には衝突が始まると予想されています。
そもそも銀河とはなにか・・・?
星や宇宙に浮遊する塵、ガスや星間物質などの大集団が銀河です。
もちろん私たちの地球も太陽をはじめ水星、金星、火星・・・などの「太陽系」と呼ばれる惑星の集まりも
「天の川銀河」と呼ばれる銀河の一部なのです。
観測出来る範囲の宇宙では約2兆個の銀河があるとNASAでも言われています。
また中心にはブラックホールがあると考えられています。
ブラックホールとは、あまりにも強い重力によって時空が歪み、
光さえもそこから抜け出すことができない超巨大な天体のことで
この宇宙の成り立ちにはこの強い重力の作用が大きく関係しているそうです。
Uchuryのブラックホールモチーフアクセサリー
ブラックホールの時空の歪みをイメージしたアクセサリー
ブラックホールのあるところでは、まるで空間に穴があいているようだともいえます。
穴の近くに差し掛かった天体は、強い重力に捉えられ、穴に落ちていくそうです。
所々に散りばめられたキラキラしたスワロフスキーが重力に捉えられた星を表していて、揺れるたび煌めきます。
アンドロメダ座にある渦巻銀河アンドロメダ銀河ーー
上記の通り地球から肉眼で見える一番遠い天体・・・
つまり逆に言えば地球から最も近い銀河なのです。
大きさは満月が約5~6個程にもなります。
アンドロメダ銀河の接近は壮大な光景を夜空に映し出すと考えられていますが、
地球生物がその光景を目にすることはないそうです。
なぜならその前に太陽が膨張し地球を焼き尽くしているとの一説があるからです・・・
40億年後の遠い遠い未来は果たして人類は生存しているのでしょうか?
それとも別の生命体に進化しているのでしょうか?
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